『ドラゴン桜』最終話感想!

みなさんこんにちは!

7月ということでいよいよ夏ですね。
先週末から急に暑くなって、今日家を出るときはセミまで鳴き出していました。

夜も寝苦しくなってうっかりすると睡眠不足になってしまいそうですが、みなさん体調管理にはしっかり気を付けていきましょうね!


『ドラゴン桜』最終話でした


さてさて、今日のブログはオールゆるネタ。夏期の告知とか期末テストの話題とかを差し置いてドラマの話をしたいと思います!

ちょいちょいこのブログでもドラマ、『ドラゴン桜』にはまっているとお伝えしてきましたが、昨日ようやく最終回を見ましたので、ネタバレにはなりますが感想を書きたいと思います!




もはや主人公、藤井くん
まずは個人的にずっと応援していた藤井くん。
もう感情移入しすぎて登場シーンのたびに涙が出そうになります。。

実はいっこ前の9話で、共通テストの結果から桜木先生に文転するように勧められていて、「塾だったらそんなこと言わないのにーー」とちょっともやもやしていました。
大学にこだわる気持ちはわかるけれど、将来のことを考えたら本人のやりたいこと・興味のあることを学べる環境に進む選択肢もあるはず!!
でも東大を目指すドラマだからそこは仕方ないのかな、と思っていたら最終回でしっかり回収されていましたね。
きちんと自分で考えて、やりたいことに向かって理科一類で初志貫徹した藤井くん。結果は不合格でしたが、彼は本当に大切なものを手にしたことでしょう(どんな上から目線)。
次の一年の続編とかスピンオフを心から期待しています…!!!




受験本番シーズンはまさしくこんな
そして共通テストの結果から足切りになるだろうと、「今年はもう無理だし」「来年がんばるわ」といった感じで諦めかけている瀬戸くんに、桜木先生が「諦めた人間に用はない」と言葉をかけるシーン。

「諦めたわけじゃない、来年もう一度受験し直す」という言葉に桜木先生はこう返します。

それを諦めたっていうんじゃねえのか
発表を見る前から何が来年だ

今この瞬間が未来をつくるんだ
一日一日を無駄に過ごすか
一分一秒、ベストを尽くすか
どっちを選ぶかはお前次第だな

『ドラゴン桜』10話


そして足切りされるかもしれない文科三類から、難易度は上がるけれどもまだ勝負の舞台に立てる可能性が残されている文科二類に出願変更を勧めます。

足切りとは、出願者数が多かった場合に、共通テストで一定の点数以下だった場合に二次試験の受験資格を与えないことで、受験人数を絞るために行われます。出願しても試験を受けられないので、足切りにかかりそうと判断された場合は基本的に出願をしません。関西の国公立大でも受験倍率が高かった場合に行われます。東大とは足切り人数の桁がちょっと違いますが。

このシーン、もうほんと、、これぞまさしくいつもいいたいこと!!
「浪人」と「来年」というワードは、受けられる大学を全部受けて、最後の最後の後期試験を受け終わって不合格通知を受け取ったあとじゃないと言ってはいけない法律とか作ってほしいです。
最後の最後までやり切らないうちに「今年を諦めた」人に、その年はもちろん、次の年だっていい結果は出せないと思います。
受験で大切なのは、志望大学に受かるか受からないかではないからです。

これは終盤で桜木先生が生徒に送るメッセージの中にもあります。

人生で一番大事なのは
東大に行くことでも
勝つことでも結果を出すことでもない

目標に向かって過ごした一分一秒
自分の人生を変えようとがむしゃらに努力した道のり、熱意
そして仲間への想い
それこそに価値がある
『ドラゴン桜』10話

ドラマのようにもしかしたら奇跡が起こるかもしれない。でも不合格になったとしても、それは残念な結果じゃなくて、最後の最後まであがいてみることに、大学受験の意味があるんだよって伝わってくれたら本当にいいなと思います。




頑張る姿に心を動かされる
ユニバで働きだして一年目のとき。
初めて一年を通してみてきた受験生の中で、今でも忘れられない生徒がいます。

志望大学が早くから決まっていて、目標に向かって真っすぐで。
集団授業は必ず最前列。
自習室の常連で、休みの日は常に自習室OPENの10時から一番乗り。
弱音も吐くけれどすぐに立ち直って前を向く。

そんな姿を一年間、毎日のように見てきたその年のセンター試験翌日。
自己採点後に教務のカウンターに来たその生徒は、国語で大コケしたと言って人目もはばからず悔し泣きをしていました。
おそらく人に涙を見せるのは絶対に嫌なはずなのに。

そのとき泣いていた生徒の姿は一生忘れないと思います。
一年間、毎日頑張ってきた姿を見てきたからこそ、こちらにも悔しい気持ちが痛いほど伝わってきて、今でも思い出すとつらいです。

そのとき思ったのは、悔しくて涙を流せるのは頑張ってきた人だけの特権なんだなということ。
たぶん、真剣に受験と勉強に向き合ってこなかった受験生は合格の嬉し泣きも不合格の悔し泣きもできないんじゃないかと思います。
人生で一番がんばったことが大学受験で、そのときの経験が大人になっても大きく影響しているという人は多いはず。
ドラマでも早瀬さんが「こんな悔しいこと今までなかった」という感じのことを言っていましたよね。

桜木先生の言う人生で一番大事なことは、そういうことじゃないでしょうか。
ドラゴン桜で挑戦し続ける生徒の姿を見ていると、改めてそう感じます。

 


そしてみなさんの頑張る姿をいつも近くで応援させてもらっているわたしたちも、毎日大きな力をもらっています!

ドラマは終わってしまいましたが、みなさんの受験はこれから。

今日からまた1週間、がんばりましょう☺
ではでは!

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