塾長に聞いた!公募のメリットデメリット。

みなさんこんにちは!

本日のブログは大学受験初心者大全シリーズ(仮)です!

近年どんどん複雑化・多様化している大学受験。
最新の受験情報を調べて、各大学の最近の傾向も把握して、、を全部ひとりでするのはかなり難しいし、本当に時間がかかります…!

だったら受験のプロに教えてもらって空いた時間を少しでも勉強に回してほしい!!

ということで、今回はこれからの季節によく聞く、『公募』『公募推薦』をテーマに塾長に聞いてみました!
受験生はもちろん、これから進路を考える高2生もぜひ参考にしてみてくださいね。

 

公募推薦のメリットデメリット

そもそもセンター試験改め、共通テストに変わったりで入試制度が変わりすぎです!

そうですね。
2021年度から、すなわちこの秋から来年の3月の受験シーズンですが、新しい大学入試が導入されます。
まずは名称が入試から選抜に変わり、以下のように区分されていますので確認してみましょう。

公募推薦がなくなっています!

従来の公募推薦入試と指定校推薦入試はまとめて「学校推薦型選抜」になります。
あとは従来のAO入試が「総合型選抜」、一般入試も「一般選抜」に変わっていますね。

さっそくややこしいですが、では公募推薦改め、「学校推薦型選抜」について詳しく教えてください!

学校推薦型選抜は主に学校での実績や取り組みをもとに、受験生の意欲や個性を評価するものです。大学での出願条件を満たし、出身高校長の推薦があれば受験できます。
選抜には、推薦書、調査書、書類資料、学力検査が必要です。

学校推薦出願に必要なPOINT
  • 推薦書
  • 調査書(評定平均、特別活動の記録)
  • 資料・書類(志望理由書、活動報告書)
  • 学力検査

早くから推薦を狙っている人は評定に力を入れているって聞きます!普段送っている学校生活が大切ですね。。

出願さえできればあとは学力検査です。
書類審査や面接、小論文、プレゼンテーションなどで選抜されるケースが多いですが、学力試験を課す大学や、大学入学共通テストの結果を活用する大学もあるため、事前に募集要項をチェックしておきましょう。
また、その際は英語外部検定の成績を加味してくれるかどうか、専願もしくは併願可能なのかもぜひ調べてください。

一般入試と違って準備するものが多いイメージですね。
時期としてはちょうど今くらいですか?

出願は原則11月からとされていますが、もう既に出願受付を開始している私立大学もあります。
例えば近大だと、出願は11月1日から、試験日は11月中旬の土日、12月には合否が出ていますね。

早いですね!
一般入試しか考えていませんでしたが、学校推薦型選抜を選択肢に入れることのメリットとデメリットを教えてもらえますか??

受験でおすすめできるかは個人によりますが、基本的にメリット・デメリットはこんな感じです。

学校推薦型選抜のメリット
  • 志望校への受験のチャンスを増やすことができる
  • 併願可能な大学もあるため、ひとつ合格を確保しておくことで、一般選抜では第一志望の大学の勉強に専念できたり、さらに上のレベルの大学にチャレンジすることができる
  • 学力以外の意欲や実績を評価してもらえるため、実力以上の大学に合格できる可能性もある
  • 模擬試験は共通テストを意識した問題が多いため、私立大学を考えている生徒にとっては、現時点での自分の実力を測るいい機会となる
学校推薦型選抜のデメリット
  • プレゼンテーション資料や志望理由書など事前準備に時間が取られる
  • 試験時期が早いので、浪人生に比べて仕上がりが遅い現役生は不利になるケースが多い
  • 専願や合格したら入学を確約できる者といった条件を掲げている大学もあるため、ほかの大学を受けられなくなる
  • 一般選抜に比べて、科目が少ないため勉強が偏りがちになる

ありがとうございます!
自分の行きたい大学や、滑り止めのことも合わせてしっかり考えたいと思います!

学校推薦を受けてみた方がいいなと思う方には、こちらでも積極的に受験することをおすすめしています。
公募ではどのレベルの大学を受験するのが本人にとって一番いいのかもアドバイスさせていただきます!またいつでも相談してくださいね。

悩める受験生のみなさん、公募改め学校推薦型選抜はなんとなくイメージしていただけたでしょうか?
必ずしも全員におすすめすることはありませんが、選択肢のひとつとして知っていただけたら嬉しいです。

亀谷さん、今回はありがとうございました!!

それでは今日からまた1週間、がんばりましょう☺
ではでは!

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